こんにちは。伊藤次郎商店です。
やわらかな春光に心躍る季節となってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか
さて、前回に引き続き【トイレのおはなし】をさせていただきます。
今回はトイレがつまった時の「対応策」についてご紹介させていただきます。
その前に・・・まずは前回のおさらいです
トイレのつまりを防ぐ4つの注意点
「大量のトイレットペーパー」を流さない
「流せる○○」でも流しすぎない
「異物」を流さない
「誤った節水」をしない
それでもつまった時はどうしたらいいの?
自分で直す方法はあるの?
つまりの原因がトイレットペーパーの場合は、直せることがあります。
先ずは作業前の準備
電源プラグを抜く
止水栓を閉める
便器の周辺にビニールシートや新聞紙を敷く
それでは3つの方法をご紹介します
バケツで水を流す
バケツやペットボトル等を使い、便器の排水口に向けて水を流し込むことで水の流れや水圧によってつまりを解消します。
1 少し高めの位置から排水口にピンポイントで水を流す
(一度に大量の水を流すと便器から水があふれる可能性があるので注意してください)
2 水がスムーズに排水され水位が正常になるまで数回繰り返す
お湯を流す
お湯を流すことでトイレットペーパーを溶けやすくし、つまりを取り除きます。
1便器の排水口に向けてバケツでお湯を流し込む
2数回お湯を流したら1時間ほど置いて様子を見る
3バケツで水を流し、スムーズに排水されるか確認する
多くの便器は陶器でできているので熱湯をかけると便器が傷んだり、割れてしまうことがあります。
必ず40~60℃程度のぬるま湯を流すようにしてくださいね。
ラバーカップを使う
ラバーカップとは「スッポン」などの通称でも呼ばれている、長い柄にゴムでできたカップ状の吸引器具です。
軽度のつまりならラバーカップで解消できるケースが多いので、用意しておくことをおすすめします
1便器の水位を確認する
(水位が高い場合は便器の上面から10㎝程度低くなるようにする、低い場合はバケツで水を足す)
2ビニールシートで便器を覆う
3ラバーカップを排水口に押し込む
4バケツで水を流す
5バケツで水を流し、スムーズに排水されるか確認する
しかし・・・
流したものがトイレットペーパー以外の異物の場合や、原因が分からない場合は要注意
無理に直そうとすると、つまったものをさらに奥に押し込んでしまったり、
便器や排水管を傷つけてしまうおそれがあります
迷った場合は伊藤次郎商店にご相談ください